夏になると思いだす・・・私の小さな思い出を今日はお話してみます。まだ3歳位のことです。
逗子にある親戚の家に遊びに行った時のことです。家を出てすぐ、駅に向かうバスの中で、母は私の水着を忘れたことを思い出しました。心配する私の思いを他所に、「まあ、いいわ・・・」と母は取りに帰ることもしませんでした。
さて、皆で浜辺に出て、水着に着替えようと言う時に、私だけ「○○ちゃんは服を脱いで・・・パンツになりなさい」と、あっけらかんと母は言う。そんな小さな時から、なんて私は自我の強い子どもだったのでしょう。すごく恥ずかしかった。ずーっと、ビーチマットの上に体育座りしていたのを憶えています。
さあ、夕方になって、その家で宴会が始まりました。知らない大人がどんどんやって来て、テーブルに料理が並びました。昼間の疲れと恥ずかしさと不満などの気持ちがピークになったのでしょうか、私はその中に入ってゆけず、ぐずりだしたのです。いわゆる夕泣きです。
大きな座敷に続く玄関に立ち、「帰る帰る・・・」と泣きじゃくったのです。大人たちが次から次へと、「こっちへおいで」と声をかけてきます。それでも、泣きやまないので、従兄弟の大好きなお兄ちゃんが業務命令を受けて、やって来ました。手にはマシュマロの袋を持っています。猫撫で声で「これやるから、泣きやみな・・・」と言う訳です。
ますます、私は後には引けなくなりました。お菓子をもらって泣きやむなんて、カッコ悪いと思っていたのです。
外が真っ暗になって、やっと母が腰を上げ帰路につきましたが、不思議な事にその時、母に怒られたという記憶がないのです。マシュマロに目もくれず志のある泣き方に感服したのでしょうか。
物心ついた時から、もう私の中に元気の良いお馬さんが住んでいたのです。こころの暴れ馬、その源流ここにあり・・・です。
まだ、寒いとかお腹が減ったとか表面意識で生きている時代のこと、夕泣きする自分の奥にある本当の気持ちに気づき、それを誰かに自分から説明して、周りと調和すべく話しをする・・・なんて出来る訳もありません。
大人になった今、そのお馬さんは今でも元気に私のこころの中に住んでいます。ただ、泣いたりぐずったりしないで、その奥にある本当の気持ちを出来るだけ上手に相手に伝えて、周囲の人々と調和してゆきたいと思うようになりました。
自分を大切にする・・・とは、自分の本当の気持ちに気づいてあげること。それは本質的に生きると言う事ではないでしょうか。こころの暴れ馬が何を言いたいのか、しっかり自分の中心につないで対話して、周囲とのバランスをとって生きる・・・まさにヨガです。
昨日のレッスンでお話した事ですが、私の後から付いて来る子どもたちにも、早く自分の本当の気持ちに気づいて欲しいと思い、ここに書いてみました。

さて、夏休みのお知らせです。学院は来週11日(水)から17日(火)まで、私は一足先に9日(月)から21日(土)まで、久しぶりに長期休暇を戴きます。
息子と二人旅、イタリアに行って来ます。息子のかつての留学の地に挨拶をして、また、以前ホームステイさせたイタリアの息子に会いに行ってきます。イタリアの空気を吸って元気になって帰ってくる予定です。帽子も見てきます、材料も見てきます。良いものがあったら仕入れてきます。言葉が通じないので、帽子とヨガを通して現地の人とコミュニケーション?ささやかなチェレンジもしてきます。その珍道中の様子、もし可能ならfairyhatsのブログにてアップします。時々のぞいてやって下さいね^^
では、皆さま・・・行ってきまーす!それぞれに良い夏を過ごして、また、レッスンでお会いしましょう!!!